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9月1日



もう夏も終わろうとしていますね。
久々にやってきた台風と共にエラい寒い風も連れてきちゃって風邪引きそうです。

さて、色々書きたい事も中途半端なものもあるんですが、毎年夏になると何かしら音信不通になってしまう俺が今年も音信不通になることが決定してますのでお知らせ致します。
アンテナ壊れたりネット環境が壊れたりパソコン壊れたりと、毎年毎年今度は何だっつーんだよ!と思いますが。





えー、





じゃ、入院してくる。

俺自身かよ!




9月26日



やー、退院しました。
いやー、退院してから2週間以上経っちゃいました。

約2週間程ですか、ベッドの上でゲームとラジオ(すんげー昔に録音された)三昧の日々を暮らしてきましたよ。
入院当日に詳しい説明も無しに書き捨てで駄文を更新して病院に行ってしまいましたので、ご心配をかけてしまったようですいません。
まだ麻酔の影響かなにかで軽い頭痛や気分が優れない部分がありますが、もうほぼ元気にしてます。
やっぱ2週間程度とはいえベッド生活してると体力落ちるんだねー。
普段は夜型生活をしてるのに入院で真逆の健康的な生活をしてしまったものだからさぁ、これからまた戻していくのに苦労しそうですよ。
だって消灯が9時だもの。
9時になったと同時に真っ暗だもの。
入院生活をしていた俺にとってアメトーークっつったらド深夜番組です。
同室のお爺ちゃんなんてね、ただでさえ昼間っから寝てるような生活なのにだよ、暗くなったらそれはそれでまた即寝ですよ。
でもね、朝は朝で6時に起きる生活ですから、俺だって9時に即寝でしたよ。
お爺ちゃんと一緒。
健康的だわぁ、明るくなると自然に目が覚める生活。
朝6時に起きて夜9時に寝るなんて入院しなきゃ経験できないわ。

記録な気分でダラダラと書き綴ってみますね。

あ、えーと、何の説明もしてなかったな。
手術を受けてきたんですよ。
治療としても気楽に過ごしてきたし、深刻なんてことはサラサラなく、仕事を休んじゃって申し訳無いのが一番で、面倒なのが2番、3・4が無くて5に連休・・・万歳!でした。

病名は毛巣洞(もうそうとう)といいます。
調べない方が良いよ、これから説明するけどグロ画像が出てくっから。
大概尾てい骨周辺に出来てしまうもので、体毛が毛穴の中に入り込んで腫瘍を作ってしまい、皮膚の中で炎症を起こしてしまうという、名前の通り毛の巣が出来る病気です。
メールで下半身の病気か!?なんてメールを何通か頂きましたが、君ら正解。
君らの想像や期待とは違うけど一応下半身の病気だよ。
ちと稀な病気なんで知らないのが普通だから説明が難しいんだよなー。
いやま、分からないんで良いんだけどね。
そうそうならないよ、こんな病気。

まぁ、尾てい骨らへんに穴がね、開いちゃったわけ。
穴ってもちっちゃくて入り組んだ穴でね、中が炎症を起こしちゃったら止める手段が無いわけですよ。
こう、手をギュっと握ってみて、その中を握ったまま洗えって言われても難しいでしょう?
炎症して膿がたまってしまうとすんごい腫れるし、下手すると皮膚が破れてしまうこともある。
場所が場所なだけに腫れると仰向けに寝るどころか座るのにも不都合が出てきます。
膿が溜まると激痛で歩くことも困難になる事もあるし、破れるとずっと炎症のターン!みたいな事になる。
気持ち悪いこと書いちゃってすいませんね。


そんな病気になったのが俺が生まれた時。
生まれつき穴が開いちゃってるって人もいるようで、俺がそれだったんだって。
なっげー話しだよな。 病気との付き合いが人生と同じだけあるって。
ま、そんなことは全く知らないまま20年ほど過ごしたある日、初めて炎症を起こしました。
毛巣洞って進行する病気ではあるんですけど、このようにほっといても大丈夫なんじゃないか?と思う程遅い進行なのであんま怖がる必要も無いんですね。
だけど一度炎症を起こしてしまうと話しはガラっと変わります。
もう痛てー痛てー、歩けねー歩けねー。
もう尾てい骨から尻尾が生えるんじゃないかってくらい大きく腫れあがってましたよ。
炎症って酷いのになると字の通りに熱く感じるのね。燃えるよう。
それも炎症を起こしたのが1月2日で病院なんかやってやしない。
あまりに痛くてまっすぐに立てなくて、腰を曲げたままの状態で過ごしてやっとこ数日後に病院に行き、散々たらい回しにされた後にやっとこ病名が判明したのです。
当時は医者でも知らない人が居るほどマイナーな病気でした。
そんで今も。
皮膚の病気と言えるので皮膚科がベストなんですけど、下手に違う科で受けちゃうと誤診されたりしちゃいます。

んで、その時に手術をしたんですわ。
だけどあまりにマイナーが故の悲劇といいますか、医者の経験が足りなかったのかね。
穴を全部取りきれてなかったんですなー。
中にちょこっと残っちゃった。
再発のしやすい病気でもあるみたいですが、残った穴は中でスクスクと成長して去年の今頃に腫れとなって俺をまた苦しめ始めることになったわけです。

症状自体は実は2年程前から出てて、疲れた時なんかに仰向け不可能な腫れをみせてくれていたんですけどね、ま、もう慣れてるっつーか、再発かよーってなもんで面倒なだけ。
腫れるのは疲れた時だけだし、3.4日もすれば痛くなくなるし。
医者にも行かずにほっぽっといて1年。
ちょうど1年前の9月に炎症が破裂。あんまよろしくない事態になったのでした。

でもま、仕事が忙しいのでね。 これからもっと忙しくなっていくのでね。
1回病院に行って毛巣洞が再発したッス。ってな感じで軽く治療してもらって放置することにしました。
そしたら病院は病院で毛巣洞と聞いた途端にあっさりと外科にバトンタッチしやがって、あからさまに手術する気マンマン。
そうはいかねえ! こちとら手術も経験済みの2度目。
ある程度の知識は持ってる強み、そう思い通りに話しは進めさせないぜ!
むしろこっちが教えて欲しいのは手術もせずにコイツ(毛巣洞)と付き合っていく方法だ。


あっさりと却下されちゃいました。
いやま、一応意向を聞いてはくれたんだけどね。
…ですよねー、そうなんだよねー。
まぁこの病気の一番の問題なんですが、コイツは自然治癒は有り得ないんですよ。
放っておいてどうにかなるもんでもないし、炎症を起こしてないからって進行が止まってる訳でもない。
通いで治す事も可能ではありますが、それは初期の初期で更に運が良かった場合で、
基本的には出来てしまったら根治手術をしない限りずっと進行し続ける厄介な奴なんです。
俺がそんな幸運に恵まれるはずも無いわな。
ただ急を要するもんでもないんで、そうしたけりゃしばらく様子はみましょってな事でした。
でも最終的にはやっぱ手術はしなくちゃ駄目だぞと。
ふー…。

で、色々ありましたが基本放置してた結果、1年後、9月1日。
入院と相成った訳でございます。
去年に炎症から皮膚が破裂してから1年、ずっと傷から血が出っ放しで。
1年の間血が出っ放しで生活してた奴なんてそうそう居ないよ、世の中。
ずっと尾てい骨にガーゼ貼ってたもん。
思い出してご覧よ君たち、去年の9月から俺と話したあの時、笑いあったあの時、罵りあったあの時、その全てで俺はケツから血を流し続けていたんだよ。

そりゃ入院もするだろ。

ガーゼ代もバカにならないですよ。
それも貼ってるからって傷口は塞がるかもしれないけど治るわけじゃ無いんだからね。
塞がりもしなかったし。
とにかくこの病気は患部の場所が問題。
生活の中で負担をかけずに動ける部位じゃありませんもん。


という経緯で入院しました。
入院してからも色々あったんですが、それは書く時間があったら書かせてもらうとして、
実は退院してから2週間経った現在、またもピンチに陥っております。
手術の跡にリンパ液が溜まってしまう症状が出てしまいましてね、
その影響なのか熱が38度を突破しております。
傷口を保冷剤で冷やしたりして。
ああ、物を捨てられないケチくさい性格で良かった。
でもまた仰向けで寝れない生活に逆戻りですわー。
この事を医者に報告しに行ったら
「えー、そんな事は無いはずなんだけどなー、うそでしょー、そんなことはー」
と連呼しておりました。
信じろ。 俺は今、目の前で痛がっている。
「ここ? ここ? ここ?」
「全部いてええええーーー!」
信じられないのか知らんけど、傷口をグイグイ押しやがってからに容赦無ぇ。
結局ままあることではあるみたいですが、レアケースだそうです。
医者は経験したのは今までで2回目だと申しておりました。
あーあ、なんともなけりゃ今週にでも完治宣言が頂ける所だったのになぁ。
また当分通わなきゃならんようですよ。

最近は駄文の更新も無く、忙しい忙しいとただそれだけを連呼してきましたが、
実際問題、入院なんて序の口もいいとこのイベントなんで、さっさと終わらせたいんだけどなー。
はーもー、えーととりあえず戻って参りました。
これで無事、毎年恒例である夏の音信不通はクリアしたことになります。
まだ体調も戻ってない上に新たなイベントも勃発ということで、少々時間はかかりそうですが少しずつ回復させていこうと思ってます。
改めて心配して連絡くださった方、ありがとうございました。