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            | 2月24日 
 
 
 ここ一週間寝るか仕事かという状況でしたが少し動けるようになりました。
 悪化の一途を辿っていき、何かを見てるだけで辛いという状況まで到達しましたけど今は寝るたびに体力の回復を感じます。
 こういう時に仕事は忙しいわ、別に仕事が舞い込むわ、母親が来襲してくるわでお前ら空気読めよと思う次第なのでございますが、そうそう母がね、家に来たんですわ。
 他に用事があってついでに寄ったらしいのですが、俺はどうにか夜勤仕事を終えてシンドイ状況の中ですよ、電話してきて「ご飯食べな〜い?」ときたもんだ。
 ごめんね、ご飯一緒に食べたい気持ちもあるけど、今の俺はおかゆさえも食えない状況なのね。
 丁重に風邪を引いてる状況を説明し、お断りしたわけですよ。
 眠る以外の事はしたくないし、できないし。
 そしたらそれ聞いて心配してくれたんでしょうね。家まで来るとか言い出しましたよ。
 もてなす事も出来ないしね、風邪うつすかもしれないし、これもお断りしたのです。
 つーか、寝たいんだよ俺は。
 それで分かってくれたようなので電話を切り、さぁ寝ましょうかと布団に入ってボーっとしてますとまた電話ですよ。
 母から今から買い物して行くからーと。
 ちょっと待てと。
 来ないでいいって言ったじゃん。
 人と話すだけでめっちゃ辛いのよ俺。
 電話の声もさ、かすれ気味だし小さいし、全然聞こえないでしょ?
 何度も聞き返してたじゃん。
 もう断る元気もなかったし、下手に電話で問答してるよりか来て貰った方が良いと判断。
 考えてみればありがたい話ですから。
 買い物してくるとか言ってたし、食料も尽きて(病人が食べれるような簡易的なものが全く無い)る状況だったので、レトルトでも買ってきてくれれば非常にありがたい事です。
 
 1時間もボ〜っとしてると母上の「来たよー」と声が聞こえました。
 何故かアパートの裏口から。
 なんで窓から入ってくんだよ母ちゃん。
 ああ、重そうな買い物袋抱えて、ありがたい事ですなぁ。
 「食べるもの無いと思って買って来たから」
 ああ、ありがたい。
 母様、親ってありがたいもんだね。僕、幸せだよ。
 
 
 
 「はい、カツ丼大盛り」
 
 
 
 帰ってください母様。
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